理解することを仕事にしていないか

会社勤めを長くやっているとあたりまえのことになるが

いろいろな報告や相談が入ってくる。首を縦に、肯定的に聞いていれば良く、瞑想にふけっていてもわからない。

で、時々、疑問符を投げかけたり、ちょっとした否定を入れて締めれば、皆さん、お礼やお辞儀をして、気持ちよく自席に戻っていく。

会議もどうでもよい話ばかりで、会議は、自ら必要な情報を集め考える(能動的に)人には全く意味が無い。要は、一日、ボーっと過ごしていても会議さえ出ていれば、必要な情報を詰め込んでくれる。不思議なことに「共有の義務」※が存在する。

※「共有の義務」は不要でも、「結果を記録として残す」ことはとても重要

会社では、わからないことは善であり、が、最後までわからないのは悪になる。要は、学校の授業と何ら変わっていないのである。

ホワイトカラーの生産性が低い一因である。